自動車をはじめ軽量化設計が進む中、薄肉部材の振動の低減、あるいは衝突・衝撃、座屈などの極限状態の把握は、今日の製品設計の中で重要なポジションを占めています。
これらの振動に関連した現象をいかに観察し、防振・制振といった対策につなげてゆくかは古典的に見えてきわめて新しい課題でもあります。最新のデジタル計測だけでなく、汎用FEMに搭載された非線形解析による取り組みが効果を発揮します。
今回は、振動問題の見方と対処法の基礎と題し、セミナーを計画致しました。振動工学と、実験計測の基礎については、三重大学教授・中西康雅先生をお迎えし、講義をいただきます。
また弊社からは、汎用FEM適用に関する講義を行います。Abaqusを題材にして汎用FEMによる解析モデルの構築と、結果の解釈について解説します。主要なデータは電子媒体で提供します。
日程 |
2025年10月14日(火)、17日(金)、21日(火)(計3日間) 時間は14時~16時、Web(Zoom)による開催です。 |
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会場 | Web(Zoom) オンデマンド配信を各回用意します。 |
定員 | 各20名 ※同業者の方は参加をお断りしております。 |
参加費用 | ¥50,000+税 請求書はテキストとともに送付させていただきます。 |
お申込み | フォームよりお申込みください。 |
申込期限 | 2025年10月6日(月)10時 |
中原一郎先生による「実践材料力学」(養賢堂)をテキストとし、与えられている例題32題をほぼ全て、汎用FEMによって解析するセミナーです。
材料力学の全体像をシミュレーションを通して理解し、V&Vを実践する土台を習得していただきます。
一方,FEM側からは有限要素のタイプによる制約が V&V の障壁になることが少なくありません。
例えばソリッド要素は、応力場に応じたタイプの選択が必須です。
せん断、および体積ロッキングといった数値計算上の制約だけでなく、計算容量的には、応力集中を3次元で解くことすら現実的ではないことを理解する必要があります。
またシェルやビーム要素は挙動の表現に優れますが、使用上の制約を伴います。
そのため簡単に見える理論解であっても、実際にFEMで扱おうとすると、相応のテクニックが必要となります。
実際の設計では型鋼や薄板など構造部材を使うにもかかわらず、材料力学の理解なしに、形状だけに頼った3次元シミュレーションを行うことは、設計の本質的な信頼性を損ないます。
以上の趣旨にしたがって、Abaqus編、Marc編、LS-DYNA編と分けてセミナーを計画しました。
実習はありませんが、入力データのポイントを解説し、主要なデータは電子媒体で提供します。
皆様の参加をお待ちします。
日程 |
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会場 | Web(Zoom) オンデマンド配信を各回用意します。 |
定員 | 各20名 ※同業者の方は参加をお断りしております。 |
参加費用 | ¥40,000+税 請求書はテキストとともに送付させていただきます。 副教材代 ¥4,000 送料・税込(弊社に副教材の購入を依頼される方のみ) |
お申込み | フォームよりお申込みください。 |
申込期限 |
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弊社主催セミナーの計画は以下の通りです.
変更になる場合もありますが,ご了解を御願い致します.
開催1.5ヶ月前を目途にメール配信により募集開始の予定です。
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